河北町はめだかの学校で環境教育促進

 山形県河北町元泉地区は、寒河江市に接する世帯数130戸、人口500名程度の畑中・造山の2つの集落からなる小さな集落です。平成19年度より、農地・水・環境保全向上対策に熱心に取り組み、多面的機能支払い制度となった今も、本事業を元に幅広い活動を続けています。

 特徴のある活動は何と言っても、、河北町唯一の在来めだかが生息する田園環境教育水田(通称・めだかの学校)をホームグランドにした取組みです。

 今年も、第4回「おらだ田んぼの子ども博士養成講座」が修了し、20人の小学生(4~6年生)の中から、6年生が卒業し、「田んぼの子ども博士認定証」を、町の町長から直接、町長室で授証されました。

 この活動は、地域を担う子供たちの自然を読む力を養う「環境教育」と地域を大切にする力を養う「ふるさと教育」とが同時になされる全国初の画期的な制度であります。

 この取組最大の特長は,地域の緊急課題について、「農村が先導して地域の小学校・町・国立の研究機関」との「農・小・町・国研連携による最強のモデル取組」でるあることで、この連携取組の評価は、特に教育関係者から思いの外高く、平成31年度中には町内6小学校中3小学校で取組予定です。

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