
シートベンチレーション
もう我慢ならんということで、昨晩は今年初めて、エアコンの冷房のお休みタイマーをセットして眠った。できればエアコンのクリーニングをしてから使いたいのだが、今年は見切り発車をするしかない。効率がどうのとか、衛生がどうのとか言っていられないほどにいきなり猛暑、熱帯夜に突入してしまったようだ。ここつくばはさして大きな雨も降らないまま梅雨に入り、しかもいきなりこの猛暑です。本当に天候は今後どうなっていくのだろう。
毎日のように、長い時間を割いて、テレビニュースでも、気象情報が流れていて、朝から晩までテレビにかじり付いている私なんぞは、最低3回は同じような情報を聞き、夜9時ぐらいからの放送では、32℃予想が33℃になりましたとか、最高気温になった地域名が変わる程度の違いはあれ、気象予報士と同じことが説明できる程になります。それだけ変化も少ないということなのかも知れない。
豪雨となって、災害が発生するのも嫌だが、毎日、熱中症患者数が増えるのを聞き、亡くなったお年寄りもいるなんてニュースになると、だんだんと年齢が近づく私としては、なんだか悲しい。『雨がしとしと君の帰りを待つ日曜日』、『雨に濡れながら佇むひとがいる土曜の昼下がり』、雨が降った後は少し冷たい虚無感を醸し出すあの風情ある昭和日本の梅雨はどこへ行ったのだろうか。ムシっと、ジトっとの後に夜の涼しさがあるからなんとか梅雨を乗り越えられたように思う。
私はホルモン剤を服用しているため、副作用でホットフラッシュ(体が急激なほてり)が一日に数回発生するが、暑い日の就寝時には、部屋の暑さのせいなのか、自分の身体の熱さのせいなのかわからないほどの汗が出て、目が覚めてしまい、冷たさを求めてベッドで冷たいところを求めて暴れ回ります。最高クールの敷パッドにしていますが、どの場所もすぐに熱くなって、寝むれなくなります。そして、昨晩なんかは、いや、これはホットフラッシュではなく、部屋が暑いんだと決めつけ、いよいよエアコンをつけることになったという訳です。
最近、これはなかなか素晴らしい機能だと思ったのが、自動車のシートからエアーを吸い込むことで、背中やお尻の接触部分が涼しくなるというシートベンチレーション機能です。前からあったのかも知れませんが、私は今乗っている車で初めて体験する機能でして、汗かきの私としては、これほど嬉しい機能はない。妻は寒がりで車内全体にエアコンをガンガン効かすと嫌がるので、エアコンはそこそこの設定温度にしますが、それでは私は不満足。これなら、自分のシートだけ涼しくできるというところもすばらしい。この機能、ベッドにもあったらいいのではないかと思っていたら、昨日、ニュースを見ていると、ベッドではなかったが、そんな機能を持った敷パッドが来年には発売されるということを聞いた。頭部分から風を吸い込み、敷パッド全体に風が通って、足元から風が抜ける構造みたいです。頭寒足熱にも対応しているということみたいです。早く欲しい。待ち遠しい。
電気代のことは気になるが、調べてみると、ベンチレーションはそれほど電力を使うものではないらしいし、これはもしかしたら、エアコンより経済的でいいのかもと思う。只、より体に接触するところで身体を冷やすので、健康面では心配もある。そこで、ここまでやるなら、脈拍数、呼吸数、体温、血圧、心拍数を計測して、AI制御で適正な入眠角度、いびき・姿勢管理、体温管理までやってくれるベッドにしてしまえば、更に良いのではと思います。寝るのがしんどい私としては、これは救世主みたいなベッドだなぁ。
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