活動のコンセプト

 私が運営させていただく農村づくり・ICT支援研究会は、他の支援組織とは違って、皆さんと一緒になって考えていく任意団体の組織です。よって、初めから答えがあって、それを研究会が提供するというような仕組みではありません。

 私は30年に渡って100か所以上の地域で農村づくりのお手伝いをしてきましたが、その中で学んだことは、あたり前のことなのですが、農村づくりはマニュアルや一人のアイデアの受け売りではなく、『みんなで情報を共有して、みんなで勉強して、みんなで解決していく』ということに他ありません。もちろん、いつもいつも住民参加ではなく、誰かの飛び抜けたアイデアや構想が地域を変えていく場合もありますが、そうではあっても、最後にはそれを住民が理解して初めて計画は成立するものであり、独りよがりの農村づくりというものはありません。

 この研究会の役割は、地域で農村づくりの活動やICTをはじめとした新技術の導入に取り組んでおられる皆様に、それぞれの地域で発生している問題や悩みについてご相談いただき、様々な人と議論しながら、また場合によっては皆さまの地域に出向き、共に考えていこうというものです。

 ご相談いただければ、即座に回答(実際にはこれも回答ということではなく、一つの解決例というぐらいです)を出せるものもありますが、地域によって状況は異なりますから、一つ一つ丁寧に考えていかなければ本当の解決にはならないことも多いはずです。

 頼りない研究会だと思われるかも知れませんが、地域は地域の住民のものであって、地域で暮らす皆さんが、地域を理解し、社会の問題を紐解いて、わが地域の行く末を見出さない限り本当の望ましい姿にはたどり着かないというのが私の基本的考えです。さあ、私と共にしっかりと考えていきましょう。

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