
集落の環境整備について考える視点(2)
2.新たなる環境のとらえ方を
環境の整備が地域の活性化には不可欠な要素であることは衆目の一致したところです。そして、その環境の整備が直接的に人を集め、賑わいをもたらすものでなくてはならないとも言えます。そのためには当然、環境の仕掛けと言うものが必要になってくるのです。 この環境の仕掛けが、その後の地域の方向を左右すると言っても過言ではありません。仕掛は一つでなくて色々あっていいが、要はその仕掛の考え方である。 ここでは、言葉は悪いが環境の仕掛を売り物的な意識をもって考えてみてはどうかということを提案したい。 どういうことかと言えば、つまり、それぞれの土地は住民にとって生活する上で不可欠のものであると同時にそれぞれ固有の財産でもある。そういう意味からすれば、それぞれがそれぞれの意識の中で、己の使い勝手にあわせて管理されれば言い訳だが、地域環境と言う面からとらえると、土地は自分の物ではあると同時に地域の環境として息づいている。 従って、ある程度周辺を考慮した維持が必要になってくるのではないだろうか。例えば、その環境が近隣に住む人達との共通の場として考えるなら、少なくともそこまで考えた管理の対応が必要であろうし、さらに、来訪者のためも意識するなら、それまで考慮した対応が必要となる。このように環境の位置づけによって、その仕掛の対応の仕方も変わってくる。 そのような意味からも、もう一度自分達の環境を見つめ直し、地域の活性化に向けて何が欠けているのか、と同時に地域として何が個性となるのかを洗いだし、加えてそれをアピールすることを考えるべきではないかと思うのですが、その前提として考えることが環境が売り物的意識で見ると言うことなのです。 つまり環境が売り者になるかどうかと言うことは、他人の立場にたって物をみなければ、その売り物の善し悪しが分からないと言うことなのであり、環境が売り物として価値があるということは、強いては地域の構成員としての自分達の所有するもの、あるいは地域の価値も上がる。つまり、環境にしろ、あるいは生活にしろ、すべて今、売り物という意味から、地域を考え直す時期にきているのではないだろうかと言うことです。 例えば農家であれば生産基盤である土地でまさに売り物を生産するために努カするが、と同時に地域環境を向上させるのであれば、より周辺環境にも気を配ることで付加価値もつく。そして非農家や来訪者は、その整備された緑をみることで安らぎを感じ、かつその価値を認めるというように・・・
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