宮城大学で農村づくりの講義

 去る8月22日、23日、宮城大学において、「実学農村振興講座」が開かれました。

 主として事業構想学群1年生、食産業学群の1年生を対象に、宮城大学の郷古雅春先生、川島滋和先生らによって企画された自由ゼミ形式のプログラムで、東北農政局から岡本設計課長、宮城県から農山漁村なりわい課の小野寺課長補佐、山形県置賜総合支庁から高橋農村計画課長の三名、真に実学としての農村振興に携わる生き生きとした講師陣が講義を担当した。もう彼らほど生き生きとまではいきませんが、恥ずかしながら小生も仲間に入れて頂きましたので、二日間、現役時代に戻ったような気持ちで講義をさせてもらいました。

 このプログラムが初めての試みということもあって、参加者は17名と少なめではありましたが、暑い夏に熱い講義となりました。

 私は、一日目は、「文化・景観・生態系を核とした住民参加の地域づくり」と題して、三十年間に及ぶ農研機構の研究者時代に実践した百を超える地域活性化の実践事例をお話しながら、その中から見えて来る地域づくりの理論をリアルに伝えさせていただきました。更に、二日目は、「インテグレイテッドアグリスペース」と題して、AIやICT等の新技術によってもたらされる将来の農村社会像についてその一端を紹介するとともに、事業構想のためのアイデア発想法としてマンダラートを使ったミニワークショップもやらせていただきました。

 夏休み中の特別講義であったにも関わらず、学生諸君は熱心に受講され、ワークショップでの仲間とのやり取りや発表も積極的に取り組み、最後の質問も多く、まだ一年生であるのに、地域づくりへの興味の深さに驚いた次第です。

 若い世代のがんばる姿、農村の現状に対する不安げな顔と、自分がなんとかせねばと意気込む姿を見ると、もう一肌も二肌も脱いで、彼らの歩む道を後ろから押してあげたくなってきました。

暑いだけではなく、質問が厳しいので、汗がしたたり落ちた

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