ゼロはじ「第1回 この講座はどのように進めるのか」

 それでは、パソコンとインターネット、情報のあり方等、農村のICTに関するリテラシー向上のための講義を、ゆっくりと始めていきたいと思います。

 この講座は、不定期で33回の連載を予定していますが、おおよそ、毎月15日と月末に投稿されると思っておいてください。

 そもそも、パソコンがほとんどできない人を対象にした「ゼロから」講座なら、先ず、ホームページを見れないのではないか。また、ここまでたどり着かないので、ここで講座を初めても意味が無いのではないかということになりますが、とりあえず、ここしか講座を開く場が無いので、先ずはここから始めることとします。

 パソコンやインターネットを始めるための最初の一歩のところの講義になりますので、少しでもICTについて知識を持っている方にはあまり役に立たないでしょう。おそらくは、「そんなことぐらい知っているよ」ということがたくさん含まれていますので、読まない方が良いと思います。

 また、体系的に操作技能だけを指導する講座でもありませんので、手っ取り早く操作方法だけを学びたい方にも役に立たないと思います。そういう方は、是非、市販の初心者ブックを読むなり、街のパソコン教室へ行かれることをお薦めします。

 おそらく、これからの講座は、「どうして、この歳になってICTなんて面倒なことをしないといけないのか」とか、「操作を覚えたいと思ってはいるのだが、どうもパソコンにアレルギーがあるらしく、いつまで経っても慣れないよ」と思っている方、また、最近私もそうなのですが、とにかく、覚えたことをすぐ忘れてしまい、何度も何度も息子や孫に聞き直し、怒らせてしまいそうな方、パソコン教室にお金を出して通うほどの気力は無い方を対象にしたいと思います。

 ただ、大変申し訳ありませんが、毎回、1000~3000字程度の文章は読んでもらわないといけません。「一回3000字も読めない。もっと楽にできないのか」と言いたい方も多くいらっしゃると思いますが、なるべく読みやすく書きますので、我慢してください。文章を読む慣れも兼ねて、3000字を読むのが苦にならないようになってもらい、脳を活性化するため、敢えて、この長さにしています。新聞の社説2つ分ぐらいです。

 それでも、文章を読むのが苦手な人は、図だけを見てもらうしかありませんが、図を見るのも嫌いだという人は、少々お待ちください。「マイナスから始めるパソコン講座」というのを将来的に考えてみます。とりあえず、毎回載せる文末の画像で、西国三十三か所札所(ふだしょ)巡りだけでもしてください。

 さて、次に、この講座の講義がどのように進んでいくのかと、どんな読み方をしたらよいのかが分からないと思いますので、それについて説明をしておきます。

 今の時点で、33回分全部を書き上げてはいないので、これから順次出すものはすべて書き下ろしということになります。よって、第何回目は何をするかということは決めていません。只、とんでもないところから始めても、皆さんも戸惑うでしょうから、おおよその流れだけを言っておきますと、最初は、どうしてパソコンが苦手なのか、何が難しくさせているのかということについて紐解いていきます。また、苦手な人が持っておくべき心得みたいなことについてもお話ししておきます。苦手の原因を知っておくことは重要です。ここまでは、読むことが中心になってしまいますが、がんばって読んでください。その後、ハードルとなっている事項を一つ一つ具体的な操作方法も含めて説明します。ここまでが基礎の基礎ということになります。それが終わりますと、ようやく、一般的な使い方として、パソコン設定、インターネット、メール、アプリケーションの使い方等を絵や図を付けながら説明していきます。但し、この講座では、すべての内容を順序立てて説明するのではなく、よく発生するトラブルの解決方法を中心に、順不同で、行ったり来たりしながら、操作説明をしていきたいと思います。

 今回最後に、もう一つだけ知っておいてもらいたいことがあります。それは、この講座は、マイクロソフト社の開発した『ウインドウズ10』というオペレーティングシステム(OS)を基本ソフトとして説明していくということです。

 今、「えっ、それって何のこと」と思われた方いらっしゃいますよね。「やっぱり難しいじゃないか。ゼロからじゃないよ」と。でも大丈夫。今回のところは、OS(オーエス)は分からなくていいです。「ウインドウズという言葉は聞いたことあるかな」ぐらいで十分です。このことについては、講座を進めていく中で、皆さんがある程度パソコンのことが分かるようになったところで再度詳しく説明しようと思います。今の段階では、『ウインドウズ10』という作法や言語があって、その世界でパソコンが動いてくれていると思ってください。

 皆さんは日本の文化や慣習、常識や法律の下で生活していますし、普通は日本語を使って会話して、なんとか生活できていますよね。それと同じです。パソコン世界の暮らし方にはそういうものがあると思っておいてください。ただ、日本人でも日本のことを全部知っていなくても暮らせるように、ウインドウズの世界をすべて知らなくても、だいたい知っていれば暮らせます。OSは「監督」や「通訳」だという例えもありますが、それはプログラムという概念からの例えで、今の段階では、私の指導する『ウインドウズ10』とは、「作法と言語」だということを頭の片隅に入れておいてください。

 以上、今回は、先ず、この講座を読んでほしい対象の方はどういう方かということ、進め方についての概要、指導する「作法と言語」が『ウインドウズ10』であること説明させていただきました。

 それでは、次回は、パソコンが不得意な人は何がネックなのかということをお話することにしましょう。 それでは、今回は、西国三十三か所巡礼の二番札所「紀三井山 金剛宝寺」をお参りいただき、次の札所を目指してください。

※桜の向こうに見えるのが本堂ですが、こんな写真しかなく申し訳ありません。でも、桜は綺麗でしょ。

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