これまでに、全国で多面活動を進めている組織の役員等の皆様から、多面的機能支払交付金の事務支援ソフト『楽ちん多面』のことで、いろいろとご意見をいただくことがあります。

 「研究会で、『楽ちん多面』を推薦しているから、買ったみたけれど、ちょっと難しいな」とか、「本省が出しているExcelの様式で十分やれるじゃないか。どうしてわざわざ慣れていない方法を勉強しないといけないのか」というものだ。

 でも、その反対に、「非常に使いやすく、良くできていると感心しています。日報を入力さえすれば、必要な報告書が出来上がるのは素晴らしい」、「コンピュータに慣れている者には簡単だったですよ。ユーザーの意見を聞きながら改良していくということなので、期待していますよ」とか、「まだ、iPhoneを使った方法はやっていないが、これからはモバイルからのデータ入力が主流になって行くのだろうね。『楽ちん多面』は先進的だと思うよ」と評価をしてくれている方もいます。

 多面組織の皆様におかれましては、ちょうど今、今年度分の報告書の作成を進めておられている頃だと思います。いかがでしょうか。報告書の作成はうまく進んでいますか。

 役員の高齢化が進み、若手への世代交代もままならず、組織の存続そのものが難しくなっているこの現状で、以前よりも簡単になったとは言え、結構煩雑な事務作業があり、本省の様式自体なんとかならないものかと困惑している皆様は多いのではないかと思います。

 研究会が運営する『楽ちん多面』のホームページhttps://nousontamen.com/へのアクセス数もここ一か月ほどは急激に伸びており、関心が高まっていることが伺えます。導入を迷っておられる方もたくさんおられるようで、数日アクセスを繰り返し、それでもよく分からず、最終的に質問メールをされるようです。

 『楽ちん多面』を購入するかしないかの判断もありますが、ソフトの良し悪しというよりは、寧ろ、「Excelしか使えないのに、今更、別のアプリケーションに転向できるだろうか」とか、「新しいことを覚えることができるだろうか」という不安が多いようです。

 また、ホームページの情報だけでは、実質的に使えるのかどうかが判断できないので、「楽ちん多面は簡単です」、「絶対あなたもできます」と宣伝されても、それは単に、研究会がソフトを販売して、収入を得ようとしているだけで、組織の将来を考えて推薦しているものではないのではないかと思われている方もいらっしゃいます。

 正直に申しますと、『楽ちん多面』の収入から、通信経費、保守費、ホームページの運営費などの必要経費は引かせていただいておりますが、残りは、開発元に納金しており、研究会の役員費などは計上していません。

 まだ読まれたことのない方は、是非、農村づくり・ICT支援研究会のコンセプトがホームページhttps://nousonouen.com/に載っていますので、ご一読いただければ幸いですが、これにありますように、「この研究会の役割は、地域で農村づくりの活動やICTをはじめとした新技術の導入に取り組んでおられる皆様に、それぞれの地域で発生している問題や悩みについてご相談いただき、様々な人と議論しながら、また場合によっては皆さまの地域に出向き、共に考えていこう」というものです。よって、会は研究会に賛同いただいた会員の皆様の会費だけで運営させていただいています。

 私が真に求めていることは、ソサイエティ5.0(「言わせてもらえば」の2019.4.22投稿)の社会へ向かう中で、ICTを無理に農村に導入して、未来型の農村社会にしていくことではありません。過去、現在の農村社会の特徴や良さをうまく生かしながら、それでも進展するICT社会の中で、取り入れられることはできる限り取り入れるとともに、農村の皆さんに寄り添い、一緒に考えながら、農村地域の将来に向けて、身の丈に合ったICTの導入を進め、農村づくりに繋げたいと思っているだけです。

 災害関連情報もICTのうまい導入で、リスク低減につなげることができますし、農村の経済活性にも役立ちますし、スマート農業が一般化してくれば、高齢化、人口減少下において、生産の効率化も図れるかもしれません。「農村や農業にそんなものいらないよ」と思われる方でも、携帯電話は使っているはずです。ICTから何かしら、知らず知らずのうちに恩恵は受けているかもしれません。

 今までICTを使ったことが無くても、少しずつレベルの高いものに挑戦していくことで、自分たちの住む地域の将来が変化していきます。年寄りが操作を覚えることで、若い世代の負担を軽くしていくことにも貢献しますし、若い世代がより積極的に協力してくれることにもつながるかも知れません。

 ちょっと、話が大げさになりました。『楽ちん多面』を使うか使わないかぐらいで、こんな大きな変化にはなりませんが、『楽ちん多面』は農村づくりのICT化に向けて一歩踏み出すのに、ちょうど良いソフトではないかと思っています。今まで通りのExcelでの表整理だけではなく、データベース化することで、Excelよりは難しくなっていますし、モバイルを使うなんてことになれば、もうちょっと勉強しないといけません。それでも、大丈夫です。こういうものは、慣れればどうってことありません。

 皆さん、思い出してください。今は、簡単だと言って使っているExcelだって、最初使い始めた時は、ちょっと、てこずった方、拒まれた方もいるのではありませんか。スマートフォンだって、「そんなのは俺はいらん」と言っていた方が、今は、「孫とLINEするのが楽しみ」なんて言っている方もいませんか。それと同じです。

 楽ちん多面は決してExcelより難しくはありません。入力形式は違いますが、データベース化していることで、様式が代わろうとも、データを入れ忘れようともへっちゃらです。とにかく日誌的にデータを入力さえしておけば、それでオッケー。

 解説書が多いので、ものすごくたくさんのことを覚えないといけないのかとも思うかもしれませんが、ホームページに載せてあるのは、様々な場面での使い方を一場面ごとに分けて解説したので、多くなっているだけで、これを全部読まないと操作できないなんてことはありません。感覚的に使ってみて、どうしても分からないところを解説書から探してみるとか、新しいことをやってみたい時に、それができるのかどうかを調べればいいだけです。

 銀行や郵便局関係のアプリだって、最近は結構難しいのがあったりします。それと比べても、少し覚えることは増えますが、最終的にはExcelよりずっと簡単とも言えます。そういう意味で、Excelを使えない人からは、逆にこちらの方が簡単とも言われます。

 また、私は開発に関わったので、『楽ちん多面』を推薦させていただきますが、開発元の農研機構と株式会社イマジックデザインには悪いですが、決して、『楽ちん多面』だけをお薦めしようとは思っていません。他のいくつか出ている市販ソフトを導入されてもよろしいですし、すでに使われている方はそれを続けて使っていただくことで良いと思っています。

 私は、皆さんに寄り添って、一緒に考える姿勢を大切にしていきます。また、できる限り皆さんの質問にお答え、最後には、使うことが楽しく、役に立つと思っていただけるよう努力して参ります。

 こういうものはやってみなければ分からないところもあります。先ずは挑戦してみてください。挑戦して分からなければ質問してください。そして、分かってきて、もっとこうしてほしいと言うことがあったら、どんどんと意見をください。 このように、皆さんと一緒に作っていくソフトになっていくことを目的として、研究会は『楽ちん多面』を一推しいたします。

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