ゼロはじ 「第7回 マウスはねずみを捕まえるより簡単」

 さて、画面の概要も把握できましたし、いよいよ、仕事に取り掛かるということになりますが、その前に、これから3回に渡って、マウスとキーボードの使い方について説明をします。マウスが滑らかに流れ、キーボードが一文字ずつ探す感じではなく、ブラインドタッチ(キーボードを見ずにタイプできる)とまでは行かないまでも、リズミカルにタイプできるようになれば、パソコン攻略は一段と速まります。いきなり高度な操作を覚えないで、先ずは、基本的な操作を学び、スピードを速めましょう。

 第7回は、マウス操作から始めます。マウスは、「ねずみ」に似ていることからつけられた名前で、最初のパソコンの開発当初からありました。画面上での指し示す位置の移動と選択をする装置で、画面での行動とあなたの操作の意思を結びつけます。こういう道具のことを一般的にはデバイスと言います。そういう意味ではキーボードやスキャナー、プリンターもデバイスとなります。パソコンに繋がっている入出力装置は全部デバイスだと覚えておけばいいでしょう。

1.マウスの基本操作

 マウスの一般的な構造は下図7-1のように、左右のボタンとその真ん中にホイールというものがあります。その他にボタンが付いているものもありますが、普通に使うのはこの3つです。

 最初に覚えておくことは、『①マウスは机の上で滑らせて使い、画面上に出るポインター(→)の位置を示していること、②左はポインターに示された位置にある機能を選択するときに使うこと、③右はその位置でのメニューを見たい時に使うこと、④ホイールは今実行している操作画面の上下のスクロールに使うこと』の4つです。それでは一つ一つ説明していきます。

1.1.ポインターの移動

 図7-2のようにマウスに手を載せて、ゆっくりと机の上を左右上下に動かしてください。机に付けたままです。浮かせてはいけません。そうすると画面上のポインター(矢印)が動きます。これで動かしたいところに移動することができます。

 但し、机が狭くて、マウスがそれ以上左右に動かせないが、画面上ではポインターをそれよりも左右に動かしたい場合はあります。その時はマウスを持ち上げて、机の上のマウスが自由に動かせる位置へ置き直してください。そこからスライドすれば、左右へ動き、画面上の位置も変わります。

 マウスが画面上から消えてしまうこともよく起こりますが、これも心配いりません。マウスを上下左右へスライドしてみてください。必ずポインターが画面上へ戻って来ます。後、気を付けたいのは、ポインターが見えなくなったり、動かせなくなっても、焦って、左右ボタンをむやみにクリックはしないでください。知らない内に何かの選択をしてしまう可能性があります。ここも、心得の「3.急いではいけない」を守ってください。

1.2.左クリック

 左クリックは、マウスの左ボタンを押すことを言います。スタートメニューにおいては、ポインターが指しているアイコンの上で一回押す(シングルクリック)でアイコンを起動することができます。デスクトップ画面上にあるアイコンの起動の場合は、素早く2回押し(ダブルクリック)をします。

 例えば、図7-3にあるように、デスクトップにある「ゴミ箱」を使いたい時は、左ダブルクリックしてください。ゴミ箱を使うと言う指令が届き、パソコンは、デスクトップ画面に「ゴミ箱」のウインドウを表示します。  ウインドウについては別の回で説明しますが、とりあえず先に進めるために、ゴミ箱を使わない時は、ウインドウの右上の「×」を左シングルクリックしてください。ゴミ箱のウインドウが消えます。

1.3.右クリック

 右クリックは、マウスの右ボタンを押すことを言います。左と違って、ポインターが指しているアイコンや場所の上で一回押す(シングルクリック)と、アイコンや場所に関わる操作メニューが表示されます。例えば、図7-4のように、タスクバーの上で右クリックすると、タスクバーに関するメニューが表示されます。デスクトップ画面の上で右クリックすると、画面の明るさだとか表示方法などのメニューが表示され、その後、該当するメニューを選択して、実行するのは左シングルクリックとなります。  左は「使う」、右は「調べる」と覚えておきましょう。

1.4.ホイール

 ホイールは、スタートメニューやウインドウの画面表示を上下させるときに使います。ウインドウの画面表示を上下させる方法としては、ソフトによって少々違いはあるものの、ほとんどの場合、図7-5のように、右端にスクロールバーと呼ばれるものがついています。このスクロールバーを使うこともできますが、この使い方についてはウインドウの説明時に行うことにし、ここはマウスでも、ホイールを使えば上下だけは移動できることだけをスタートメニューの例でお教えします。

 スタートメニューを左クリックすると、外側の赤枠で示されたメニューが表示されますね。メニュー使い方については、別の回で行いますが、今回は、この中の中側の赤枠である左から 2つ目の列「最近追加されたもの」に注目してください。

 この表示の細かいところは、皆さんのパソコンと違っていますが、こんな風にアイコンが並んでいることについては同じだと思います。ここには、これからあなたが使うソフトが並んでいるのですが、おそらく、10個程度しか見えていないと思います。そんな少ないはずはないので、もっと下に続いているだろうことはわかります。こんな時、ホイールは役に立ちます。

 この赤い枠の中にマウスをスライドさせてポインターを移動して、ホイールをクルクルと上下に回してみてください。この列だけが上下に動いているでしょ。これがスクロールです。見えているもの以外にたくさんのアイコンが下に隠れていましたよね。時々、強く押しすぎて左クリックをしてしまう人もいます。マウスを止めたら、ホイールは軽く動かすよう注意してください。

1.5. ドラッグ&ドロップ

 基本操作がスムーズにできるようになったら、次は、応用操作としての『ドラッグ&ドロップ』を覚えます。特殊なマウスを購入すると、それ以外の機能がついているものもありますが、一般的なパソコンを購入した時に付属しているマウスなら、最低限これだけをマスターすれば事足ります。

 さて、ドラッグ&ドロップですが、『ドラッグ』とは、薬物(drug)のことではありません。drakで「引きずる」という意味です。「引っ張っていく」というような感じだと思ってください。引っ張って行ったらどこかで落とすことになります。この「落とす」というのがドロップです。よって、『ドラッグ&ドロップ』とは、「引っ張って行って落とす」ということになります。

 ウインドウズの世界では、ソフトを表記しているアイコンやデータが入ったファイルなどを介して操作をしますが、これらのアイコンやファイルの位置を変えたい時がよくあります。自分がいつも目にしている場所にファイルがあったら、すぐに作業に取り掛かることができますし、まだ学習していませんが、これから出て来るウインドウの操作においても、いくつか画面に表示されたウインドウを右の方に移動とさせたいというようなことはあります。前回のデスクトップ画面の説明で「画面は机みたいなものだ」と申しましたが、そのことを思い出していただければ、分かり易いと思います。左に置いていたノート(これはアイコンとかファイルとかウインドウに当たりますが)を右に置いた方がやりやすいということがあります。これをする作業が『ドラッグ&ドロップ』です。

 やり方は簡単で、図7-6のように、引っ張っていきたいアイコン、ファイル等の上にマウスのポインターを持っていきます。そうすると、ポインターが示すところのアイコンやファイルが少し白っぽくなります。そうすれば、今これが選択されるものだという合図です。場所を固定したまま、左ボタンを押し続けてください。シングルでもダブルでもありません。押したままの状態で、マウスを移動してください。選択されたアイコンやファイルがマウスの動きに合わせて移動します。ここに置いておこうと思ったら、押したままの左ボタンから人差し指を放してください。その位置にポコンと落ち着きます。 実際にやってみます。ここでは『楽ちん多面』アイコンを画面のど真ん中へ持ってきました。後は、これを応用していきますが、今ここで覚えてもすぐ忘れますので、作業の必要がある度に説明しましょう。

※今回は、西国三十三か所巡礼の八番札所「豊山長谷寺」になります。本堂の写真にするか、登廊にするか迷いましたが、やっぱりここは登廊でしょう。パソコン習得もまだ登廊途中、すなわち道半ばということで。先ずは、本堂まで目指してください。

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