
遊び優先
去勢抵抗性前立腺がんと診断されて以来、当会運営規模を縮小し、今は自分勝手に物を申す『言わせてもらえば』のコーナーだけで活動し、農村づくりやICT支援に関することについては思いついた時にだけ情報を記事にする体で、本ホームページを存続して参りました。
できる限り農村づくりに関係することを発出できればとは思うのですが、体調のこともあって、この1年、農村部へはほとんど行っていません。農村づくりに関する現場の問題を直接住民から聞き取る場面がないので、農村づくりに関する記事はなかなか発出できないでいます。私の場合、文献や新聞から読み取ったことから感じることを中心に書いているのではなく、現場の声を聴き、それに対して応えていくスタイルですので、それが無くなると、情報は一気に無くなってしまい、なかなか記事を書けないということになります。また、農村づくりで困っている農村現場は今でもたくさんあって、出向きたいのですが、それよりも余命を満喫する旅行や観劇やライブなどの方が優先され、ついつい執筆をサボってしまい、毎週1編ぐらいはという自分で立てた目標も達成できないでいます。特に、9月初旬に行った『片田舎のおっさん食聖になる』の北海道旅行があまりにも楽し過ぎて、あれ以降、執筆の意欲が出ず、投稿のお休みが増えつつあります。
いよいよ、私自身の得意分野であり、生涯の研究テーマであった『農村づくり研究』から完全撤退する日も近づいているということなのかも知れません。農村づくりに関する情報発信をしている他のコーナーは、1年前から段階的に会員制限を解除し、現在はほぼすべて自由に読めるようにしましたので、こちらを見ていただくのがよろしいかと思います。でも、これらの情報も、農村づくりに貢献する情報として、政府の農村づくり政策に大いに貢献した時期もありましたが、いろいろ新しい施策も進んでいて、今じゃだいぶ古典になってきてしまっています。新しい時代には新しい農村づくりの議論がされなければならないでしょう。只、農村づくりの考え方の一つとして、決してこの古典の価値は落ちておらず、『暮らしの知』の情報共有こそが農村づくりの第一歩であるという考え方はさびていないと自負しており、ホームページ内ではその一部を公開しておりますので、ご興味のある方は、是非読んで頂き、農村づくりを勉強して頂ければ幸いです。これらの内容は読みやすく編集し直していますが、この元文献はすべて、過去に政府が作成した農村づくりの手引書や景観ガイドラインなどに断片的に繋がっているものです。また、より研究的に勉強したい方は文献などを紐解いていただければよろしいのではないかと思います。あまり言い過ぎると、自画自賛の老害になりますので、この辺で止しておきましょう。好きな方はどうぞ見てくださいということ程度かな。
なお、論文や報文、新聞記事などの文献集については、近いうちに、3回ぐらいに分けて、『農村づくり講座』に掲載することにしますので、それを参考にしていただければ幸いです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。