研究会の令和6年4月以降の運営について

 農村づくり・ICT支援研究会を主宰しております会長の山本徳司でございます。会員の皆様並びに読者の皆様、日頃より当会の運営にあたっては、その趣旨をご理解頂き、ご支援頂き誠にありがとうございます。

 私は平成30年8月に前立腺がんによる病気療養のため、国立研究開発法人農研機構の理事を最後に退職し、自宅療養を続けておりましたが、体調が少し良くなったことを機に、それまで農研機構において、30有余年に渡って住民参加の農村づくりに関する研究に携わり、蓄積した経験や知見を農村づくりに励む全国の方々に少しでもお役立ていただければと思い、平成31年4月1日付で「農村づくり・ICT支援研究会」を立ち上げ、情報発信と交流のサイトをネット上で運営を始めました。

 それから5年、多くの会員と読者の皆様の支えのおかげで、会の運営を続けて参ることができましたが、「言わせてもらえば」の令和5年11月13日の投稿「効く酒の会」でもお話しましたとおり、昨年10月になって、去勢抵抗性前立腺がんで「再燃」と診断されました。また、一昨年の夏には転倒によって肩の骨を複雑骨折し、骨粗しょう症も相まって、リハビリをしてもあまり良くはなっていません。

 そんな中、毎週月曜日の「言わせてもらえば」の投稿も抜けることが多くなってきましたし、農村づくりの特集やパソコン講座についても、今年度は一つも企画を立てられなくなり、多く受けていました農村づくりの出張講義や指導にも行けなくなってまいりました。

 気分も気力も今までとたいして変わらなく、元気に普通の生活を送っているものの、薬疲れというのもあるのでしょうか、体調の変動も大きく、これまでのような精力的な活動を続けていくことが出来なくなりましたし、妻や家族との時間もたくさん取りたくなって参りました。

 そこで、これまで会員の皆様の会費と自費等によって会の運営を行って参りましたが、誠に勝手ながら、令和6年4月1日からは会員制を廃止し、自費だけの運営とすることで、全コンテンツの公開を行うとともに、「言わせてもらえば」の毎月曜日の投稿の縛りも緩和するとともに、農村づくりのメール相談も停止させて頂きたいと思います。

 令和6年4月1日からは、これまでのユーザーの方はログインしなくても、自由にどのコンテンツも参照できるようになりますし、会員でない方も全コンテンツを参照できるように順次準備して参ります。ホームページの改変中は直ぐにどこでも参照できる状態ではなくなるかも知れませんが、ご了承ください。

 会員の皆様、読者の皆様、5年間たいへんありがとうございました。会そのものは存続しますので、これからもよろしくお願い申し上げます。私的な情報が増えるかもしれませんが、できる限り農村づくりに有益な情報もアップして参りますので、4月1日以降も是非、コンテンツをご利用、ご愛読いただければ幸いです。

農村づくり・ICT支援研究会会長 山本徳司

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