楽ちん多面Ver.1.4.0.1は完全無欠

 6月10日、多面的機能支払交付金の報告書類を一発で作れる事務軽減支援アプリ『楽ちん多面』の令和4年度版Ver.1.4.0.1が遂に更新されました。ユーザーの皆様は、早めにダウンロードサービスサイトよりVer.1.4.0.1をダウンロードし、インストールを行ってください。

 『楽ちん多面』は、令和元年11月11日にVer.1.0.0.7を公開して以来、農林水産省の毎年少しずつ変わる様式や都道府県独自項目に対応した様式へ随時対応するとともに、本システム開発のコンセプトである「ユーザーの皆様と一緒に進化させていくソフト」として、改良要望の意見を全国のユーザーの皆様から頂戴し、改良に改良を重ね、より使いやすいシステムにバージョンアップして参りました。令和2年度などは、バグの解消も含め8回に渡って更新し、更新毎に機能を追加し、会計帳票も強化しました。

 おかげさまで令和3年度は改良要望がかなり減ってきました。この結果は令和3年度版で多くの地区は支障なく十分使えていることを示唆していると思っています。只、「源泉徴収票や口座振込表は作成できないのか」とか「役員費も取り扱ってもらいたい」等の要望がいくつかありましたので、Ver.1.4.0.1には、簡易的な源泉徴収票への支払額の転記機能を含めたいくつかの要望を搭載しました。

 特に、源泉徴収票の作成については、現場から様々な意見が寄せられました。「従たる収入で、支払額も小さいので、源泉徴収票を出していない」という意見もありましたが、「確定申告を各自でやってもらうための個人別明細書が必要だ」とか「支払調書だけ作成したい」等の様々な要望がありました。また、独自の支払明細書だけを提出しているところもありましたし、給与扱いにして、Z欄を使い一律3.063%の税額徴収している例もありました。

 そこで今回は、参考として「源泉徴収票」への支払金額と源泉徴収税額を転記できるようにしてみました。全国で取り扱いが様々なので、手書き入力できるフリー部分を多くして、基本的な転記はできますが、税額などは別途計算した額を挿入できる等、フレキシブルに使えるようにしました。更に、所得金額だけはデータとして生きますので、支払調書を提出している組織は、Excelを使えば、源泉徴収額から支払調書を作成していただくこともできますし、支払報告書等への転記も可能です。参考としての機能ですので、使うか使わないか自体も自由です。

 また、役員費についても、これまでは役員人数が限られていること、年一回の支払いが基本であることから、金銭出納簿では「7.その他の支出」で記録していただきますが、支払額については日当やリース支払額とは別に扱ってきましたが、いくつか現場から要望がありましたので、これも支払額に含められるようにしました。

 改良費は例年より少し多く必要となりましたが、プログラムの開発・作成を担当している株式会社イマジックデザインさんにもがんばって頂き、なんとか機能の追加に対応することが出来ました。

 まだまだ使いやすくするための努力は必要ですし、さらにユーザーの皆様からの意見を取り入れて改良する点もあるとは思いますが、Ver.1.4.0.1については、研究会としては、ほぼ完全無欠のアプリではないかと自負しております。

 楽ちん多面のユーザーは今や、青森県から鹿児島県まで全国に渡っています。また、最近は広域事務局や委託事務局の利用者もかなり増えてきました。

 カレンダーで活動記録と金銭出納を整理して、Excelを使った面倒なデータの並び替えや挿入も一切必要なく、報告書類は農林水産省の様式に一発転記できる『楽ちん多面』は、多くのユーザーから高い評価を得ております。さらに、自画自賛になってはいけませんが、農村づくり・ICT支援研究会の保守サービスも高い信頼をいただいており、操作についての質問の対応はさることながら、運用についても一つ一つ現場の疑問に丁寧にお答えしながら、ユーザーの皆様と一緒にさらなるアプリの進化を求めております。多くの質問は、ホームページに回答が掲載されておりますが、それでも分からない場合やそれ以外の質問については、2、3日以内にメールでの回答、場合によってはパワーポイントによる回答書も送らせて頂いており、好評を得ています。購入を検討されている皆様もその点は心配せずにご利用いただければと思います。

さて、ここからは宣伝です。

 『楽ちん多面』は、今、多面事務軽減において確実に使えるアプリに進化したと思います。早くやり始めたところが早く事務軽減を図っています。ユーザーからの聞き取りによると、50%以上の労力軽減につながったという事例もあります。

 どんな優秀なアプリでも『帯に短し 襷に長し』というもので、「ここはできないのかとか、ここは難しいよな」という面はあるものです。しかし、要は『運用』が大切なのです。いいとこ取りでうまく使っていくのがベストな使い方です。「迷ったならば、先ず使ってみる」ぐらいの気持ちでご検討ください。

『楽ちん多面いつやるの 今でしょ!!』

と声を大にして、研究会は『楽ちん多面』をお薦めしたいと思います。どんな相談にものります。「いつでも私にメールをください。どうぞよろしくお願いします」(♪スタイリー♪スタイリー)

購入手続きやダウンロードは「楽ちん多面のホームページ」に戻ってからお願いします⇒楽ちん多面ホームページ

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